ハーランド父親とキーンの殺人タック事件|現役時代のプレー・ポジションも紹介

マンチェスター・シティFCに所属するアーリング・ハーランド。そんなハーランドの父親で元サッカー選手のアルフ・インゲ・ハーランドが元アイルランド代表のロイ・キーンとの因縁があったことをご存じでしょうか?本記事では、ハーランドの父親について、ロイ・キーンの因縁の事件をご紹介していきます。

目次

  1. ハーランドの父親とロイ・キーンの”殺人タックル”事件
  2. 接触でロイ・キーンが大怪我
  3. 報復で殺人タックル事件が発生
  4. ハーランドの父親の現役時代について
  5. プレミアリーグで活躍
  6. 怪我で現役を引退
  7. ハーランドと父親の関係性
  8. 試合観戦でスタンドから退場
  9. ハーランドの父には今後も注目

ハーランドの父親とロイ・キーンの”殺人タックル”事件

ノルウェー代表でマンチェスター・シティFCに所属しているアーリング・ハーランド選手の父親で、元サッカー選手のアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏。

彼が1997-1998シーズンのリーズ・ユナイテッド対マンチェスター・ユナイテッド戦で起こした出来事が原因でマンチェスター・ユナイテッドのMFロイ・キーン氏と因縁の関係となりました。

接触でロイ・キーンが大怪我

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アルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏は、リーズ・ユナイテッド所属だった1997年のマンチェスター・ユナイテッドFCとの試合中にロイ・キーン氏と接触。この接触でロイ・キーン氏はその場に倒れ込んでしまいます。

すると、「大袈裟に倒れ込むな」という趣旨の発言を強い言葉をロイ・キーン氏に浴びせたアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏。

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アルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏からタックルを受けたロイ・キーン氏は、前十字靭帯を損傷する大怪我を負い、これによりロイ・キーン氏は約1年間を棒に振ってしまったのです。

報復で殺人タックル事件が発生

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接触から約1年後に大怪我を乗り越え復帰したロイ・キーン氏とマンチェスター・シティに移籍したルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏。

ところが、2001年4月21日に行われた1戦の試合中、ロイ・キーン氏はルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏に報復とも言えるタックルをお見舞いしたのです。

このタックルでアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏が倒れ込む中、ロイ・キーン氏はアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏を罵り続ける事態に発展します。

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このタックルでアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏は左膝を負傷。次の試合でも負傷が好転しなかったため、膝の手術を受けることになったのです。

しかし、4回途中出場して復帰を目指すも、最終的には完治に至らず、この怪我が引き金となって2003年に現役を引退したのでした。

ハーランドの父親の現役時代について



所属年(年齢)所属チーム背番号
1994年(22歳)ノッティンガム・フォレストFC18
1995年(23歳)ノッティンガム・フォレストFC4、15、16、18
1996年(24歳)ノッティンガム・フォレストFC18
1997~2000年(25~28歳)リーズ・ユナイテッドFC4
2000~2003年(28~31歳)マンチェスター・シティFC4
2011年(39歳)ロスランドBK20



ノルウェー代表でプレミアリーグ・マンチェスター・シティFCに所属するアーリング・ハーランド選手の父親で自身もサッカー選手として活躍したアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏。

攻撃的なポジションの選手顔負けのシュートを披露するなど、恵まれた体格を活かしたアグレッシブなプレースタイルで活躍したアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏の現役時代について見ていきましょう。

プレミアリーグで活躍

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現役時代は守備的ミッドフィルダーをメインポジションにセントラルミッドフィルダーや右サイドバックでプレーとしても活躍していたノルウェー出身のアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏。

1990年に地元ノルウェーのブリンFKでデビューし、1993年までプレーし、68試合の出場で4得点を記録しています。

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1993年にはイングランドのノッティンガム・フォレストFCに移籍し、背番号18を着けレスター・シティFCとの試合でプレミアリーグにデビューを果たします。

1997年にリーズ・ユナイテッドFCに入団したアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏は、1999-2000シーズンのUEFAカップ準決勝進出に貢する活躍を見せたのです。

クラブ以外にもノルウェー代表として通算34試合に出場し、2001年にノルウェー代表を引退。

怪我で現役を引退

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その後、2000年にマンチェスター・シティFCに移籍しますが、マンチェスター・ユナイテッドとの試合でロイ・キーンのタックルを受けて負傷。この負傷が引き金となり、2003年に現役を引退しました。

結果、プレミアリーグ181試合に出場し、18ゴール3アシストを記録したアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏。

2003年に31歳という若さで引退しており、ロイ・キーン氏との因縁の「殺人タックル事件」がなければもっと活躍できたのかもしれません。

ハーランドと父親の関係性

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アーリング・ハーランド選手との関係性も注目されている父親のアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏ですが、息子・アーリング選手の移籍先選びやプレーなど積極的に関心を持っているようです。

2020年ドルトムントに在籍していた1年間で公式戦33ゴールを挙げるなど順調な成長を見せ、数多くのビッグクラブが関心を寄せるなど今後の去就に注目が集まっていたアーリング・ハーランド選手。

そんな中、父親のアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏は息子の将来についてイタリアのスポーツ専門紙にコメントを出しています。

「今、彼はドルトムントでとても幸せだ。しかし、アーリングは挑戦が大好きで、フットボールの世界で何が起きるかなんて誰にもわからない」

出典:https://www.facebook.com/photo/?fbid=3943895778971993&set=pcb.3943895838971987

その後、マンチェスター・シティを新天地に選ぶ決断に至ったアーリング・ハーランド選手のドキュメンタリーで息子の新天地選びの過程について言及したアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏。

アルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏は、息子の移籍先候補に挙がっていたすべてのクラブの「9番の必要度」、「プレースタイル」、「クラブの歴史」、「スタジアムの収容人数」などを評価してランク付けしたことを明かしており、これらのことからも息子の将来にかなりの関心を持っていることがわかります。

試合観戦でスタンドから退場

出典:https://americanstarbuzz.com/biography/all-about-alfie-haaland-erling-haalands-father-wife-and-children/

息子であるアーリング・ハーランド選手の試合会場に積極的に応援に駆けつけるなど、関係性はかなり良好なアーリング親子。

しかし、欧州チャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦を観戦していたアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏は、同点となるゴールをケビン・デブルイネ選手が決めた際、レアルファンに向かって耳に手を当てて挑発するような仕草を行ったのです。

出典:https://americanstarbuzz.com/biography/all-about-alfie-haaland-erling-haalands-father-wife-and-children/

この行為が原因で警備員がスタンドから退席するよう誘導されたアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏。

その後、「レアルは私たちがデブルイネの得点を祝っているのを見るのが気に入らなかったようだ」とツイッターに投稿しており、息子の在籍するチームを応援する熱い姿勢が垣間見えました。

ハーランドの父には今後も注目

出典:https://www.facebook.com/photo/?fbid=3943895742305330&set=pcb.3943895838971987

本記事では、ハーランドの父親アルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏とロイ・キーン氏の殺人タック事件や現役時代のプレー・ポジションなどについてご紹介していきました。

現役時代は攻撃的なポジションの選手顔負けのシュートを披露するなどアグレッシブなプレーで世間を賑わせながらも、一方で息子のアーリング・ハーランド選手を応援する父親の姿を持つアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランド氏。

ハーランドの父を目にする機会は多そうで今後も注目ですね!