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【ヘアスタイル】 【メンズ美容】ヘアスタイル ピンパーマ ピン徹底解説

2026年02月22日

直毛で動きが出ない、パーマは強すぎる…そんな悩みを持つメンズから注目を集めているのが「ピンパーマ」です。本記事では、ピンパーマの基本から使うピンの種類、セットのコツ、オーダー方法まで徹底解説。ナチュラルなのにこなれて見えるヘアスタイルを手に入れたい男性に役立つ情報を詳しく紹介します。

直毛で動きが出ない、パーマは強すぎる…そんな悩みを持つメンズから注目を集めているのが「ピンパーマ」です。本記事では、ピンパーマの基本から使うピンの種類、セットのコツ、オーダー方法まで徹底解説。ナチュラルなのにこなれて見えるヘアスタイルを手に入れたい男性に役立つ情報を詳しく紹介します。

ピンパーマとは?特徴と普通のパーマとの違い

ピンパーマは、ロッドではなく“ピン”を使って毛束を固定するパーマ技法です。毛先だけ動かしたり、根元から立ち上げたりと、狙った部分にだけニュアンスを出せる点が最大の特徴といえます。

一般的なロッドパーマが「全体を均一にカールさせる」のに対して、ピンパーマは「部分的に、細かくデザインする」イメージです。動きは比較的ナチュラルになりやすく、ビジネスシーンでも取り入れやすいスタイル作りに向いています。

ピンパーマの基本構造と名前の由来

ピンパーマは、ロッドではなく細いピンを使い、指でねじった毛束をピンで固定してから薬剤を作用させるパーマ技法です。髪を面ではなく線と点で固定する構造のため、ナチュラルな動きや無造作感を出しやすい点が特徴です。

名称の由来は、使用する道具がパーマロッドではなく「ピン」であることから来ています。ピンで留めることで、根元だけ・毛先だけ・表面だけなど狙ったポイントにカールを作りやすく、メンズの細かいデザイン調整に向いたパーマとして用いられています。

ロッドパーマとの違いと向いている髪質

ロッドパーマとの構造的な違い

ロッドパーマは円筒状のロッドに髪を巻き付けて、全体を均一にカールさせる技術です。一方、ピンパーマは細いピンで髪をつまむように固定し、ポイントごとに動きやボリュームを出すことに特化しています。ロッドパーマはしっかりとしたカールやウェーブ、ピンパーマはラフな動きやニュアンスづくりに向いている点が大きな違いです。

向いている髪質の比較

ピンパーマは直毛・軟毛など、ボリュームが出にくい髪質と相性が良く、トップの立ち上がりや毛先のハネを自然に作りやすい特徴があります。ロッドパーマは、量が多い剛毛やクセ毛でも、全体にしっかりカールを入れてシルエットを整えたい場合に向いています。「ふわっと動きが欲しい」ならピンパーマ、「しっかりカールが欲しい」ならロッドパーマと考えると選びやすくなります。

髪質別の相性早見表

髪質 ピンパーマの相性 ロッドパーマの相性 向いている目的の目安
直毛・軟毛 ボリュームアップ、自然な動き
普通毛 仕上がりのイメージでどちらも選択可能
剛毛・多毛 全体のカール、ボリュームコントロール
クセ毛 クセを活かすならピン、抑えるならロッド

ピンパーマを検討する男性は、自分の髪質と仕上がりのイメージをセットで把握しておくと、美容師へのオーダーがスムーズになります。

メンズヘアスタイルでピンパーマが人気な理由

メンズのピンパーマが支持される一番の理由は、セット時間を大幅に短縮しながら、ラフでこなれた質感を出せる点にあります。根元から毛先まで細かく動きを付けられるため、直毛でもボリュームや束感が出しやすく、マッシュやショート、ウルフなど幅広いヘアスタイルと相性が良いパーマです。

さらに、ピンパーマはロッドパーマよりカールがフラットでナチュラルになりやすく、ビジネスシーンでも取り入れやすいことも人気の理由です。スタイリング剤の量を少なく抑えられるため、清潔感を保ちたい社会人や学生にも向いたパーマといえます。

ピンパーマに使うピンの種類と役割を解説

ピンパーマに使うピンの種類と役割を解説
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ピンパーマ専用ピンの基本タイプと役割

ピンパーマで使うピンは、主に以下の種類に分かれます。

  • シングルピン:1本線のシンプルなピンで、細かいカールやポイントで動きを出したい部分に使用されます。
  • ダブルピン:2本線になっているピンで、髪をしっかり挟めるため、ボリュームを出したい部分に向いています。
  • Uピン・波ピン:毛束をふんわり固定する目的で使われ、トップの自然な立ち上がりを作る際に活躍します。

いずれも、ロッドを使わず毛束をピンだけで固定してカールを作る点が特徴です。

ピンは、毛束を「どの角度で・どれくらいのテンションで」固定するかをコントロールする道具です。角度が立つほど根元が立ち上がり、テンションが強いほどカールがタイトになりやすくなります。

また、ピンを留める位置や本数を変えることで、

  • 根元のボリューム調整
  • カールの強弱
  • 動きの出る方向

を細かく設計できます。同じ薬剤でも、ピンの使い方次第で仕上がりが大きく変わる点が、ピンパーマの大きな魅力です。

サイドとトップで使い分けるピンの形状

耳周りやもみあげ付近のサイドには、短めでカーブが緩いピンがよく使われます。頭の丸みに沿いやすく、地肌への当たりが優しいため、ピン跡が出にくい点がメリットです。ボリュームを抑えたい場合は細めのピン、ふんわり感を残したい場合はやや太めのピンを選ぶことで、仕上がりのシルエットを調整しやすくなります。

一方、トップや前髪には、長さがあり、適度な弾力を持つピンが適しています。髪をしっかり挟める形状のピンを使うことで、根元から立ち上がりを出しやすく、つぶれにくいボリューム感を作れます。柔らかい髪質には細め、硬く多い髪にはやや強度のあるピンを選ぶと、狙ったカールが出やすくなります。

ピンの本数や位置で変わるカールの強さ

ピンパーマは、ピンの本数が増えるほどカールが強くなり、少ない本数ではゆるくナチュラルな動きになります。しっかりウェーブを出したい場合は、1束に対してピンを多めに打つのが基本です。一方でビジネス向けの自然な仕上がりを求める場合は、本数を抑えつつ、表面ではなく内側中心に配置することで、ボリュームは出しつつも落ち着いた印象に調整できます。

トップに多くピンを打てば縦方向のボリュームが出やすく、前髪付近は少なめにすると、セットしやすく爽やかな印象になります。サイドに強くカールを出すと、横に広がりやすくなるため、サイドはピンの本数を抑えてタイトに、トップは多めで立ち上がり重視というバランスが人気です。求めるシルエットに合わせて、どの部分を強くするかを美容師に具体的に伝えることが大切です。

美容室でよく使われるピンパーマ用アイテム

ピンパーマでは、先端が丸く髪に食い込みにくいプラスチック製のシングルピンがよく使用されます。金属ピンより軽く、頭皮への当たりもソフトなため、長時間の放置でも負担を抑えやすいことが特徴です。細かいカールやポイントで動きを出したい部分に、多くのサロンが標準的に取り入れています。

髪をブロッキングして作業しやすくする目的で、ダッカールやセクションクリップも必須アイテムです。パーマ液が付いている毛束と乾いた毛束が混ざらないように分けることで、薬剤ムラやかかりムラを防ぎやすくなります。ピンパーマ全体の仕上がりを左右する、縁の下の存在と言えます。

全体のコーミングに使う大きめのコームと、細かい毛束を拾うテールコームを使い分けるサロンが多く見られます。コームでテンションを整えてからシングルピンを留めることで、カールの向きや強さをコントロールしやすくなります。均一な動きと再現性の高いカールを狙ううえで欠かせない組み合わせです。

メンズに人気のピンパーマヘアスタイル例

メンズに人気のピンパーマヘアスタイル例
Image: mens-hairstyle.jp (https://mens-hairstyle.jp/blog/79032/)

メンズピンパーマの代表的なスタイル

メンズのピンパーマは、ピンの留め方とカールの強さで印象が大きく変わります。代表的なスタイルは、

  • ビジネス向けナチュラルショート
  • マッシュベースのゆるふわスタイル
  • ツイスト・スパイラルを組み合わせたハードめスタイル

ピンパーマはロッドより自由度が高く、「直毛だけど程よく動きを出したい」男性に特に人気です。髪質や職場の規定に合わせて選ぶことが重要です。

ビジネス向けナチュラルピンパーマの特徴とオーダーのコツ

ビジネス向けのピンパーマは、強いカールを出さずに毛先にだけ柔らかな動きをつけるデザインが中心です。耳周りや襟足は短めに整え、トップに自然なボリュームを出すことで、清潔感とおしゃれさを両立できます。直毛でスタイリングが決まりにくい男性でも、軽く乾かして少量のワックスをなじませるだけで形が整いやすくなる点が魅力です。

ビジネス向けの場合、全体の長さはショート〜ショートミディアムが扱いやすいとされます。サイドは刈り上げすぎず、耳に少しかかる程度に設定し、トップを中心にピンパーマをかけると、フォーマルな印象を崩さずに動きを出せます。前髪は目にかからない長さで、流れがつく程度の弱めカールにしておくと、社内規定が厳しい職場でも取り入れやすくなります。

ビジネスシーンでは、ツヤ感が強すぎるグリースよりも、ナチュラルな質感のソフトワックスやマット系ワックスが好まれます。朝のセットでは、根元を立ち上げるようにドライヤーを当てたあと、指先にとったワックスを毛先から中間になじませると、作り込みすぎない動きが出ます。仕上げに手ぐしで前髪の流れを整えるだけでも、程よくこなれたビジネスヘアに見せることが可能です。

校則や社内規定が厳しい環境では、「ピンパーマはバレないレベルで、ごくゆるく」「乾かすとほぼストレートに見える程度」など、強さを具体的に伝えると失敗を避けやすくなります。また、「耳周りと襟足は短く、前髪は眉が見える長さで」と長さの条件を合わせて伝えると、清潔感を保ちながら、セットしやすいナチュラルパーマスタイルに仕上げてもらいやすくなります。

マッシュベースのゆるふわピンパーマ

マッシュベースにピンパーマを組み合わせると、重くなりがちなシルエットに空気感が生まれます。毛先中心にゆるくピンで動きをつけることで、ナチュラルなのにしっかりおしゃれに見えるバランスになり、量が多い男性でも野暮ったさを抑えやすいスタイルです。

ゆるふわに仕上げる場合は、ピンを細かく入れすぎず、毛束をやや太めに取りながら、毛先~中間を中心にランダムに留めることがポイントです。トップは根元付近からピンを入れて立ち上がりを作り、前髪は目にかからない程度の弱いカールにすると、大人っぽくまとまりやすくなります。

スタイリングでは、ドライヤーで根元をしっかり乾かしたあと、軽めのマットワックスやクリームワックスを少量手に広げ、毛先をつまむようにして動きを出します。束感を強く出しすぎると重く見えるため、指を通しながらラフに散らして、前髪はやや流す程度に整えると好印象を得やすいです。

ツイストやスパイラルと組み合わせたピンパーマ

ツイストとピンパーマを組み合わせると、ねじりで束感を出しつつ、ピンで動きの方向を細かくコントロールできます。細めの束を軽くねじり、ピンでランダムに留めることで、ラフなのに計算された無造作感が出せることが特徴です。マッシュやウルフとの相性が良く、ストリート寄りの雰囲気を求める男性に向いたスタイルです。

スパイラルパーマにピンパーマを組み合わせると、縦方向のリッジを残しつつ、トップや前髪だけカールの強さを調整できます。ロッドでは出しにくい緩急が出せるため、トップはしっかり、前髪はややゆるめなど細かいデザインが可能です。ボリュームが出にくい軟毛でも、立体感のあるシルエットを長時間キープしやすくなります。

ツイストやスパイラルとピンパーマを組み合わせる場合は、

  • 強く動かしたい部分(トップ・前髪・サイド)
  • カールの強さ(強め・中間・ゆるめ)
  • 仕上がりイメージ(韓国風・ストリート・きれいめ)

を写真と一緒に必ず共有することが重要です。「ツイスト強め×ピンはトップだけ」など具体的な指定を行うと、美容師が仕上がりをイメージしやすくなります。

ピンパーマが似合う顔型・髪質・ライフスタイル

ピンパーマが似合う顔型・髪質・ライフスタイル
Image: www.biteki.com (https://www.biteki.com/hair/face-type/417639)

ピンパーマが似合いやすい顔型の共通点

ピンパーマは、縦と横のボリュームを細かく調整できるため、多くの顔型に対応しやすいパーマです。なかでも、丸顔・面長・ベース型は、トップやサイドのボリュームバランスを整えることで雰囲気が大きく変わります。輪郭をしっかり出したい場合はタイトめ、柔らかく見せたい場合はゆるめのカールと相性が良いとされています。さらに詳しい似合わせポイントは次の見出しで解説します。

髪質との相性と向いている長さ

ピンパーマは、直毛で動きが出にくい髪質や、軟毛でペタッとしやすい髪質と特に相性が良いメニューです。ショート〜ミディアムの長さであれば、ピンの角度と本数でカールの強さをコントロールしやすく、失敗も少なくなります。剛毛の場合は、ツイストやスパイラルと組み合わせたピンパーマにすることで、ボリュームを抑えつつ質感に変化を付けやすくなります。

ライフスタイル別・ピンパーマがハマる人の特徴

ピンパーマは、スタイリングに時間をかけたくないビジネスパーソンや学生にも向いているスタイルです。朝のセットは、ドライ後にワックスやバームをもみ込むだけで立体感が出やすく、整髪料の量も少なく済みます。職場や校則で強いパーマが難しい場合でも、ピンの本数と配置を工夫することで、ナチュラルな動きだけを加えるオーダーがしやすい点もメリットです。

丸顔・面長など顔型別の似合わせポイント

顔型別の似合わせ表

ピンパーマはピンの角度とカールの強さを調整することで、顔型のコンプレックスを自然にカバーしやすいスタイルです。顔型ごとの狙いたい印象を整理すると、オーダーの精度が上がります。

顔型 似合わせポイント 避けたいポイント
丸顔 縦長シルエット 横に広がるボリューム
面長 横のボリューム トップの上げすぎ
ベース型 上と前の動き サイドの膨らみ
卵型 バランス重視 強すぎるカール

丸顔に似合うピンパーマのポイント

丸顔の場合は、トップを中心に縦方向の動きが出るピンパーマが効果的です。前髪は下ろしすぎず、軽く割れるようにピンを打つと、フェイスラインがすっきり見えます。サイドはタイトに収まるように弱めのカールで抑えると、横幅が強調されにくくなります。

面長に似合うピンパーマのポイント

面長には、サイドにボリュームを出しやすいピンワークがおすすめです。トップは立ち上げすぎず、前髪はやや重め〜下ろし気味にパーマをかけると、顔の長さが和らぎます。耳周りに動きを出すと、横のラインが強調されてバランスが取りやすくなります。

ベース型・エラ張りに似合うピンパーマのポイント

ベース型やエラ張りの輪郭には、こめかみ〜サイドをタイトに、トップと前髪に柔らかい動きを出すデザインが向いています。耳後ろのピンパーマは強くかけすぎると横に広がるため、弱めのカールで収まり重視にすることで、エラ周りのボリュームを抑えられます。

卵型・逆三角形に似合うピンパーマのポイント

卵型はバランスが良いため、多くのピンパーマスタイルが似合います。逆三角形の場合は、サイド〜ネープに少し重さを残しながら、トップにゆるい動きをつけると、顎先のシャープさが和らぎます。強すぎるツイスト感より、ラフなカール感の方が馴染みやすい傾向があります。

直毛・軟毛・剛毛…髪質別の向き不向き

髪質別の相性一覧

ピンパーマは髪質によって仕上がりと持ちが大きく変わります。ざっくり分けると、直毛は相性◎、軟毛は強め設定で相性〇、剛毛はデザイン次第で相性△というイメージです。下の表を参考に、カウンセリング時に髪質を踏まえた相談が重要になります。

髪質 相性 向いている理由・注意点
直毛 動きが出しやすく、束感も作りやすい
軟毛 強め・細かめのピン設定で立ち上がりを補強
剛毛 ボリュームを抑える設計とカットが必須

直毛にピンパーマをかけるポイント

直毛はカールがきれいに出やすく、ピンパーマとの相性が非常に良い髪質です。根元からピンを入れることで、ペタッとしやすいトップにも立ち上がりと動きを与えられます。一方で、かかりすぎると“クルクル感”が強く出やすいので、薬剤は弱め・本数控えめで自然なニュアンスを目指すオーダーが推奨されます。

軟毛にピンパーマをかけるポイント

軟毛はボリューム不足を補う目的でピンパーマを選ぶケースが多い髪質です。トップの根元中心にピンを多めに入れると、ふんわりした立ち上がりが長持ちしやすくなります。ただし、ダメージが出るとさらにハリコシが失われるため、弱酸性パーマやトリートメント併用など髪に優しい施術を選ぶことが重要です。

剛毛にピンパーマをかけるポイント

剛毛は髪1本1本が太く硬いため、パーマの薬剤が効きづらく、ピンパーマでもカールが伸びやすい傾向があります。ボリュームを出すよりも、毛先の動きを作ってラフな質感に寄せる設計が向いています。事前の量感調整カットと、薬剤強め+放置時間長めの設計が必要になりやすい髪質のため、経験豊富な美容師に任せることが失敗防止につながります。

仕事や校則とのバランスを取るオーダーの仕方

職場・学校向けの基本方針

仕事や校則に配慮する場合は、「毛先にだけ動きが出る、ナチュラルなピンパーマ」と必ず伝えることが重要です。ピンの本数を少なめ、カールを弱めに設定してもらうと、乾かすだけで落ち着いた印象になり、営業職や接客業、校則が厳しい高校でも違和感のないスタイルになりやすくなります。

NGイメージとOKイメージを具体的に伝える

禁止されているのは「強いカール」「派手なシルエット」である場合が多いため、

  • NG:ツイスト感強め、トップのボリュームが出すぎるスタイル
  • OK:耳周り・襟足はタイトで、前髪は目にかからない長さ

というように、避けたいスタイルと許容されそうなスタイルを両方伝えると、美容師がピンの配置や強さを細かく調整しやすくなります。

オーダー時に使える具体的なフレーズ

担当美容師に対して、次のような言い方が有効です。

  • 「校則があるので、濡れている時はカールが見えて、乾かすとほぼストレートに近い程度にしてほしい」
  • 「営業職なので、お客様の前では落ち着いて見えるレベルで、スタイリング剤を付けた時だけ動きが出るくらいにしたい」

このようにシーン別の見え方を伝えると、ピンパーマの強さやピンの本数を安全な範囲にコントロールしてもらえます。

ピンパーマの施術手順と所要時間の目安

ピンパーマの施術手順と所要時間の目安
Image: www.lacusccares.org (https://www.lacusccares.org/?a=48405288746500)

ピンパーマ施術の大まかな流れ

ピンパーマは、

  1. カウンセリング
  2. シャンプー・前処理
  3. ベースカット
  4. 薬剤塗布(1剤)
  5. ピンで巻く工程
  6. 放置・テストカール
  7. 2剤塗布・お流し
  8. 仕上げセット

という順番で行われるケースが一般的です。ショート〜ミディアムのメンズスタイルであれば、この一連の流れで施術されます。髪質やデザインにより細かな工程が追加される場合もあります。

所要時間の目安と仕上がりの関係

所要時間は、カット込みで約1.5〜2.5時間が目安とされています。ピンの本数が多いデザインや、ツイスト・スパイラルと組み合わせるスタイルでは、巻きと放置の時間が増えるため、2時間を超えるケースが多くなります。時間に余裕がない場合は、予約時に「ピンパーマを希望すること」と「来店可能な時間枠」を必ず伝えることが重要です。

カウンセリングから薬剤塗布までの流れ

カウンセリングで確認される内容

ピンパーマでは、まず仕上がりのイメージ共有が重視されます。写真や画像を見ながら、カールの強さ・ボリューム・動かしたい位置を細かく確認します。そのうえで、普段のセット時間、スタイリング剤の有無、仕事や校則の制限などをヒアリングし、無理なく再現できるデザインかどうかを一緒に決めていきます。

髪質・履歴チェックと薬剤選定

カウンセリング後に、髪の太さ・硬さ・ダメージレベル、過去のカラーやブリーチ・パーマ履歴をチェックします。ピンパーマは細かく動きを出せる反面、薬剤が強すぎるとチリつきやすくなるため、髪質に合わせてパワーを調整します。ダメージ毛には弱めの薬剤+放置時間短めが選ばれる傾向が強いです。

前処理とベースカット

必要に応じて、前処理トリートメントで髪のコンディションを整えます。その後、ピンパーマに合うベースカットを行い、量感やシルエットを調整します。特にメンズの場合、サイドのボリュームを抑えつつトップに動きを出すことが多く、カット段階での土台作りが仕上がりを左右します。

薬剤塗布の順番と塗り分け

ベースが整ったら1剤を塗布します。ダメージ差が大きい場合は、根元・中間・毛先で薬剤を塗り分けることも多く、髪の状態に合わせたコントロールが重要です。通常は、薬剤を全体に塗布したあと、ピンで巻く予定のパネルに薬剤をしっかり浸透させ、カールをつけたい部分を中心に反応させる流れになります。

ピンで巻く工程と放置時間の考え方

ピンで巻く基本工程

ピンパーマでは、薬剤を塗布した後、狙いたいカールや動きに合わせて髪束をねじり、指でカールを作ってからピンで固定します。サイドはタイトに、トップはボリュームが出るようにピンの向きや角度を変えることが多く、毛流れやつむじの位置も見ながら1本ずつ留めていきます。ピンの角度と留める位置で仕上がりが大きく変化します。

放置時間の目安と考え方

放置時間は、髪質・ダメージレベル・求めるカールの強さで変わります。健康毛で強めのカールならやや長め、軟毛やブリーチ毛でゆるめ希望なら短めに設定されることが多いです。一般的には10〜20分前後が目安ですが、美容師が数本ほどテストカールをチェックしながら、“かかり具合を見て微調整する”ことが失敗を防ぐポイントとされます。

トータルの施術時間と当日の過ごし方

ピンパーマの平均施術時間の目安

ピンパーマは、カウンセリングから仕上げまでおおよそ1.5〜2.5時間が目安とされています。カットありかカットなし、ピンの本数やデザインの細かさによって時間は前後します。初めてピンパーマをかける場合や、イメージのすり合わせに時間をかけたい場合は、余裕をもって2時間以上みておくと安心です。

当日のスケジュールと過ごし方

ピンパーマ当日は、長時間イスに座るため、余裕のあるスケジュールが望ましいです。施術直後は髪を濡らさない時間が必要なため、ジムやサウナ、雨天での長時間の外出などは避けた方が無難です。仕事や予定の前より、休日や半休を使い、施術後にゆっくり過ごせる日に予約するとストレスなく仕上がりを楽しめます。

ピンパーマの持ち・頻度・料金の相場

ピンパーマの持ち・頻度・料金の相場
Image: www.lacusccares.org (https://www.lacusccares.org/?a=48405288746500)

ピンパーマはどれくらい長持ちするのか

ピンパーマの持ちはおおよそ1〜1.5カ月が目安とされます。髪の長さやダメージ、かける強さによって変化し、短髪で強めのカールほど早くゆるみやすい傾向があります。

平均で約1〜1.5カ月程度が目安で、ショート〜ミディアムの男性であれば、1カ月前後でカールのリッジが徐々にゆるみ、セット力で補う必要が出てきます。強めにかけた場合は2カ月ほど残るケースもあります。

仕上がりの再現性をキープしたい場合は1カ月前後でのかけ直しを提案する美容師が多いです。

かけ直しの最適な周期と髪への負担

ピンパーマの持続期間は平均で1〜1.5か月程度のため、かけ直しの目安は4〜8週間と考える美容師が多いです。ビジネス向けのナチュラルスタイルならやや早めの4〜6週間、動きがしっかり欲しいマッシュやツイスト系なら6〜8週間を目安にすると、セットのしやすさと清潔感を両立しやすくなります。

ダメージを抑えるには、「常に同じ強さでかけ続けない」ことが重要です。毎回全体を強めにかけ直すと、毛先からパサつきが進みます。おすすめは、2〜3回に1回は根元中心のリタッチにして毛先への薬剤を弱める、または外す方法です。ダメージが気になる場合は、2〜3か月に1回まで頻度を落とすと安全性が高まります。

髪質・スタイル かけ直し目安 ポイント
直毛 × 強めツイスト・スパイラル 4〜6週間 取れるのが早いためやや短めが快適
軟毛 × ナチュラルピンパーマ 6〜8週間 ボリューム感が落ちたタイミングで検討
剛毛 × 動き重視マッシュ 5〜7週間 広がり具合を見ながら調整
ダメージ毛・ブリーチ毛 8週間以上〜担当と相談 髪の状態を最優先して周期を決定

スタイリングのしやすさとダメージのバランスを見ながら、美容師と周期をすり合わせることが大切です。

美容室での料金相場と追加メニューの目安

メンズのピンパーマは、カット込みで7,000〜12,000円前後が相場といわれています。地方のサロンでは6,000円台、都心部やメンズ特化サロンでは1万円超えも一般的です。都心部では8,000〜13,000円前後、郊外サロンでは6,000〜10,000円程度となっています。

ピンの本数やデザインの複雑さ、ツイストやスパイラルを組み合わせたデザイン、ポイントでの部分パーマ、トリートメント追加などによって料金が変動するため、予約前にメニュー内容と総額を確認しておくことが重要です。

メニュー内容 料金の目安 ポイント
カット+ピンパーマ 7,000〜12,000円 基本セット
ピンパーマのみ 5,000〜9,000円 カット別料金に注意
トリートメント追加 1,500〜4,000円 ダメージ軽減に有効
炭酸スパ・頭皮ケア 1,000〜3,000円 薬剤施術後のケア
カラーとの同日施術セット プラス3,000〜8,000円 時間と負担は大きめ

ダメージを抑えたい場合は、トリートメント込みのコースを選ぶ方が結果的にコスパが良いと感じる男性が多い傾向です。初めてピンパーマをかける場合は、カット+ピンパーマに加えてトリートメントやスタイリング剤購入まで含め、1万円前後を予算の目安にすると選択の幅が広がります。ホットペッパービューティーなどのクーポンを利用すると、通常価格より2,000〜3,000円ほど抑えられるケースも多いため、メニュー内容とセット価格をチェックしてから予約することが重要です。

ピンパーマで失敗しないための注意点

ピンパーマで失敗しないための注意点
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ピンパーマで起こりがちな失敗例と対策

ピンパーマでは、ピンの跡がくっきり残る、カールが強くなり過ぎる、トップだけ潰れて動きが出ない、ダメージでパサつくといった失敗が起こりやすいです。特に直毛・細毛の男性は、薬剤設定とピンのテンション次第で仕上がりが大きく変わるため注意が必要といえます。

失敗を防ぐためには、普段のスタイリング写真やなりたいイメージの画像を複数枚用意し、髪質・ダメージ・仕事でのNGラインを細かく共有することが重要です。また、セルフカラーやアイロンの頻度、前回パーマの時期なども必ず伝えることで、薬剤選定やピンの本数を調整しやすくなります。

美容師へのオーダー時のチェックポイント

オーダー時には、

  • カールの強さ(弱め・普通・強め)
  • 動きを出したい部分(トップ・前髪・サイドなど)
  • ボリュームを抑えたい部分

を具体的に伝えることが大切です。「ふわっと」「いい感じ」などのあいまいな表現は避け、写真とセットで説明することでイメージのズレを防ぎやすくなります。

ダメージ・施術履歴に関する注意点

ブリーチや黒染め、縮毛矯正などの履歴がある髪に強いピンパーマをかけると、チリつきや断毛のリスクが高まります。施術履歴を隠すとトラブルにつながりやすいため、セルフカラーや市販パーマも含めて正直に伝えることが、仕上がりとダメージの両面で安全につながります。

ピンの跡が付きやすい人の特徴と対策方法

ピンパーマでピン跡が残りやすいのは、主に以下のような髪質や状態です。

  • 乾燥していてダメージが強い髪
  • 細くてコシが弱い軟毛
  • 短すぎるレングス(特にサイドや襟足)

これらの髪は形が付きやすく戻りにくいため、ピンの角がそのまま跡になりやすい特徴があります。

ピン跡を防ぐためには、施術前のカウンセリングが重要です。具体的には、

  • 髪質やダメージの状態をしっかり見てもらう
  • 「ピン跡が出ないようにしてほしい」と事前に伝える
  • ピンのテンションを強くかけすぎないよう調整してもらう
  • 前髪・こめかみ・もみあげなど目立つ部分はピンの位置を工夫してもらう

とくに顔まわりは、ピンの置き方ひとつで印象が大きく変わるポイントです。

施術後にピン跡を目立たせないためには、ホームケアも大切です。

  • 当日は強く押さえつけるスタイリングを避ける
  • 濡れた状態で軽く引き出しながらドライヤーの風を当てる
  • オイルやミルクで髪の保湿を行い、硬くなりすぎないようにする

もしピン跡が気になった場合は、いったん根元からしっかり濡らして、根元を立ち上げるように乾かすと、跡がなじみやすくなります。

強くかかりすぎ・チリチリを防ぐオーダー方法

ピンパーマのかかりすぎやチリチリを防ぐには、「どの程度動きが欲しいか」を具体的な言葉と画像で伝えることが重要です。

  • 「強め」「ゆるめ」ではなく、「乾かしただけで少し動く程度」「ワックスをつけたらわかるくらい」など、仕上がりの状態を具体的に伝えることが効果的です。
  • 過去に強くかかりすぎた経験があれば、その時の写真や失敗例も一緒に見せると安心です。

ダメージが大きい髪ほど薬剤が反応しやすく、チリつきの原因になります。施術前には、カラー・ブリーチ・縮毛矯正・ホームカラーの有無を正直に伝えることが必須です。

ブリーチや縮毛矯正歴がある場合は、美容師が薬剤のパワーを抑えたり、かける部分を調整してくれるため、結果的に仕上がりが安定しやすくなります。

強くかかりすぎを避けたい場合は、次のようなオーダーが有効です。

  • 「パーマ初心者なので、まずはゆるめでお願いしたいです」
  • 「乾かした時は自然で、スタイリング剤をつけた時だけカールが出る強さにしてください」
  • 「チリチリは避けたいので、強さより質感重視でお願いします」

このように伝えることで、美容師が薬剤の強さやピンの本数、巻き方をコントロールしやすくなります。

髪質によってもかかり具合が変わるため、カウンセリング時に次のような情報を共有すると失敗が減ります。

髪質タイプ 起こりやすい失敗 伝えておきたいこと
軟毛・細毛 ダレやすいので薬が強くなりがち 「ダレても良いのでチリつきたくない」など優先順位を伝える
剛毛・太毛 強めにかけられてゴワつきやすい 「動きは欲しいが手触りは柔らかく」など質感を強調する

「持ちよりもダメージを抑えたい」など、優先順位をはっきりさせておくことが、美容師との認識ズレ防止につながります。

カラーやブリーチとの相性と順番の決め方

ピンパーマは髪への負担が比較的強く、カラーやブリーチもダメージが大きい施術です。ブリーチ+強めのピンパーマの組み合わせは、切れ毛やビビり毛のリスクが高く要注意です。

白髪染めやワンメイクカラー程度であれば、薬剤選定を工夫することで併用しやすくなりますが、明るめハイトーンとの同時進行は避けた方が安全です。

基本的には、

  • ナチュラルなブラウンや暗髪にしたい → ピンパーマを先に施術し、その後にカラー
  • かなり明るいカラーやブリーチを入れたい → 先にブリーチ&カラーを行い、後日、ダメージ具合を見てから弱めのピンパーマを検討

という流れが推奨されます。ダブルカラーやブリーチ履歴がある場合は、必ず美容師に履歴を共有し、パーマの強さを抑える相談をすると安心です。

ピンパーマを長持ちさせるケアとNG行動

ピンパーマを長持ちさせるケアとNG行動
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ピンパーマを長持ちさせる基本ケアと避けたい行動

ピンパーマを長持ちさせるポイントは、「摩擦・乾燥・熱ダメージを減らすこと」が中心です。タオルでゴシゴシ拭かず、タオルで挟んで水分を取る「プレスドライ」を意識するとカールのダレを防げます。シャンプーは洗浄力が穏やかなタイプを選び、毛先は保湿力の高いトリートメントでコーティングすると、パサつきや広がりを抑えながらカールがきれいに保てます。

一方で、ピンパーマ直後は特にデリケートな状態のため、長時間の帽子・ヘルメットの着用、きついヘアバンドは避けることが重要です。濡れたまま寝るとカールの形が崩れやすく、枕との摩擦でダメージも進みます。また、高温のアイロンやストレートブローを繰り返すと薬剤で作ったカールが早く取れてしまうため、スタイリングは低温ドライヤーとワックス中心で行うことが推奨されます。

施術当日から3日間のシャンプー・ドライ方法

ピンパーマを長持ちさせるためには、施術当日のシャンプーは避けることが非常に重要です。薬剤の反応が完全に落ち着く前に洗ってしまうと、カールのダレやムラの原因になります。汗やニオイが気になる場合は、ぬるま湯で地肌をやさしく流す程度にとどめ、強くこすらないことが理想的です。

2日目以降はシャンプー可能ですが、最初の3日間は以下を意識するとカールが安定しやすくなります。

  • ぬるめのお湯で予洗いをしっかり行う
  • シャンプーは通常の半分程度の量に抑える
  • 爪を立てず指の腹で地肌をマッサージするように洗う

強い摩擦やゴシゴシ洗いは、ピンパーマのカールが伸びる原因になるため避けた方が無難です。

シャンプー後は、タオルでこするのではなく、タオルを押し当てて水分を吸い取る「プレスドライ」が効果的です。こするとキューティクルが乱れ、パサつきやダメージにつながります。ドライヤーは根元から乾かし、中間〜毛先はカールを握り込むように乾かすと形が出やすくなります。温風で8割乾かしたあと、最後に冷風で仕上げると、カールがしっかり固定されやすくなります。

スタイルキープにおすすめのシャンプーとトリートメント

ピンパーマを長持ちさせるためには、「洗浄力がマイルドで保湿力が高い」シャンプーと、軽めのトリートメントが適しています。高洗浄力のシャンプーはカールを早くゆるませる原因になり、重すぎるトリートメントは根元からボリュームをつぶしやすくなります。アミノ酸系やサロン専売品を中心に検討すると、スタイルキープとダメージケアの両立がしやすくなります。

ピンパーマの質感を活かすには、以下のような成分に注目すると選びやすくなります。

アイテム 注目成分例 効果の目安
シャンプー ココイルグルタミン酸Naなどのアミノ酸系 カールを落としにくい穏やかな洗浄
トリートメント セラミド、ケラチン、アルガンオイル パサつきを抑えつつ、毛先のカールを保護

特にケラチン配合のトリートメントは、パーマで傷みやすい髪内部の補修に役立ち、ピンパーマ特有の動きをきれいに見せます。

シャンプーは1日1回を目安に、よく泡立ててから頭皮を中心に洗い、毛先はこすりすぎないことが重要です。トリートメントは毛先〜中間を中心に塗布し、根元にはほとんど付けないようにすると、ボリュームダウンを防げます。スタイルを優先したい場合は、毎日ではなく2日に1回をトリートメントの使用目安にすると、ふんわり感を維持しやすくなります。

ダメージを抑える日常ケアと避けたい習慣

ピンパーマの質感を長持ちさせるためには、日常のちょっとした積み重ねが重要になります。指の腹で優しく洗うシャンプー、タオルで挟んで水気を取るプレスドライ、ドライヤーは根元から風を当てて8割乾きで止める、などが代表的なポイントです。濡れた状態は最も傷みやすいため、長時間放置せず、早めに乾かす習慣が有効です。

避けたい行動は、以下のような習慣です。

  • 高温アイロン・コテの頻繁な使用
  • ゴシゴシ洗い・タオルでの強い摩擦
  • 濡れた髪のまま就寝
  • ハードスプレーの重ね付けと洗い残し

熱ダメージと摩擦ダメージが重なると、カールの弾力が一気に失われます。セットで高温アイロンを使う場合は、温度を160℃前後に抑え、ヒートプロテクトミストを併用することが推奨されます。

ピンパーマヘアのスタイリング剤選びとセット方法

ピンパーマヘアのスタイリング剤選びとセット方法
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ワックス・ジェル・ムースの使い分け方

ピンパーマはカールの大きさや質感によって、合うスタイリング剤が変わります。ナチュラルに動かしたい場合は軽めのワックスやバーム、束感やツヤを出したい場合はジェルやグリースが向いています。軟毛なら軽いマット系、剛毛ならツヤと伸びのあるクリーム系を選ぶと、ボリュームとまとまりのバランスが取りやすくなります。

ピンパーマはカールの表情が繊細なため、スタイリング剤で印象が大きく変わります。動きを強調したい場合はワックス、ツヤとホールド感を重視する場合はジェル、柔らかい束感や濡れ質感を出したい場合はムースというように、なりたい雰囲気から逆算して選ぶことが重要です。

ワックス:立体感とラフな動きを出したい場合

ワックスはピンパーマのカールを適度にほぐして、空気感のある動きを作りたいメンズに向いています。ショート〜マッシュ系なら、硬め〜中間のワックスを少量手に伸ばしてから、毛先中心にもみ込むと立体感が出ます。ビジネスシーンでは、マット〜微ツヤのワックスを使うと清潔感を保ちやすくなります。

ジェル:ツヤ・束感・キープ力を重視する場合

ジェルはツヤとホールド力が高く、タイトに収めたいショートや、ビジネス向けのピンパーマと相性が良いスタイリング剤です。朝セットを長時間崩したくない場合や、前髪を下ろさず上げたい場合に使うと、パーマのカールを生かしつつシャープな印象に仕上がります。乾く前に一気に形を決めることがポイントです。

ムース:やわらかい質感や濡れ髪風にしたい場合

ムースは水分量が多く、ピンパーマ特有のカールをふんわり出したい場合や、濡れたような質感を軽めに表現したい場合に便利です。マッシュのゆるふわピンパーマや、校則が厳しめの学生スタイルなど、柔らかく自然な仕上がりにしたいケースでは、タオルドライ後にムースを全体にもみ込むとまとまりやすくなります。

朝5分で決まるピンパーマの基本セット手順

朝のスタイリングは、「濡らす→乾かす→馴染ませる→整える」の4ステップで完了します。ピンパーマは土台のカールが付いているため、ブローで形を作る必要はありません。大事なのは、根元の水分量とドライヤーの向き、スタイリング剤の付け始める位置です。

1. ぬるま湯で全体をリセット

まずはシャワー、もしくは霧吹きで髪全体をしっかり湿らせて、寝ぐせと前日のスタイリング剤をリセットします。根元まで水分を入れることで、ピンパーマのカールがきれいに復活し、セット時間が大幅に短縮されます。タオルで軽く水気を取ってから次の工程に進みます。

2. ドライヤーで根元からふんわり乾かす

ドライヤーは根元9割・毛先8割程度を目安に乾かします。前髪やトップは手ぐしで持ち上げながら風を当てると、ペタっとせずボリュームが出やすくなります。サイドは押さえながら風を当てることで、広がりやすい部分をタイトに抑えられます。

3. 適量のスタイリング剤を手に均一に伸ばす

ワックスやムースを10円玉〜500円玉ほど手のひらに取り、指の間までしっかり伸ばします。均一に伸ばすことで、スタイリング剤の付きムラを防ぎ、ピンパーマ特有のカールをつぶさず活かすことができます。つけ過ぎは束感の潰れやベタつきの原因になるため注意が必要です。

4. 後頭部→サイド→前髪の順に揉み込む

スタイリング剤は、ボリュームを出したい後頭部とトップから付け始めます。根元から揉み込むように馴染ませることで、ピンパーマのカールが立体的に出てきます。次にサイドを軽く抑え、最後に前髪を整えると、バランスの良いシルエットに仕上がります。

5. 仕上げにシルエットと束感を微調整

全体のフォルムを鏡で確認しながら、指先でつまんで束感を作ります。トップは少し高め、サイドはタイト、襟足は首に沿わせると、清潔感のあるピンパーマスタイルになります。必要に応じてスプレーを軽く吹きかけると、1日中スタイルが崩れにくくなります。

デート・仕事・私服コーデ別の見せ方アレンジ

デート向け:色気を引き出すラフセット

デートでは、ピンパーマのカールを「束感」と「抜け感」で見せると色気が出ます。ドライは8割程度で止め、柔らかめワックスを少量なじませてから毛先をつまみ、ランダムに動きをつけます。前髪はやや目にかかる長さを残しつつ、片側だけ軽く流すと大人っぽい印象になり、横顔の雰囲気も良く見えます。

仕事向け:清潔感重視のタイトセット

仕事では、ピンパーマの動きを「抑えつつ活かす」ことがポイントです。ドライヤーで生え際を立ち上げたあと、ハードワックスやジェルを薄く広げて、サイドと襟足をタイトに抑えます。トップは指を通しながら後ろに流し、カールを軽く伸ばすとナチュラルなボリュームになります。パーマ感を弱めたビジネスショートのような印象になり、スーツにも馴染みます。

私服コーデ向け:服の系統別アレンジ

カジュアルコーデでは、マット系ワックスでラフな束感を出すとストリート感が強まり、スニーカーやデニムと好相性です。キレイめコーデでは、グリースやジェルでツヤを出し、前髪を分けて額を少し見せると大人っぽい雰囲気になります。同じピンパーマでも、スタイリング剤と前髪の位置を変えるだけで印象が大きく変化するため、シーンに合わせて使い分けることが重要です。

初めてでも安心なピンパーマのオーダー術

初回カウンセリングで伝えるべき3ポイント

初めてピンパーマをオーダーする場合は、次の3点をセットで伝えると失敗が減ります。

  • なりたい雰囲気(清潔感重視・色気重視・韓国風など)
  • 普段のスタイリング時間(朝5分以内、10分程度など)
  • 職場や学校のルール(耳まわり・前髪の長さ、明るさ制限など)

雰囲気×生活スタイル×制約条件が揃うと、美容師がピンの本数や巻き方を細かく調整しやすくなります。

美容師に見せるべき参考画像と効果的な伝え方

参考画像は「シルエット」「カールの強さ」「前髪」「量感」が近いものを2〜3枚用意すると伝わりやすくなります。SNSのヘアカタログやホットペッパーのスタイル写真など、男性向けのピンパーマデザインを中心に選ぶと、仕上がりのイメージ共有がスムーズです。

画像を見せる際は、次のような点も言葉で補足すると美容師が細部まで再現しやすくなります。

  • 気に入っているポイント(前髪の長さ、毛先の動き、ボリューム位置など)
  • ピンパーマの強さ:普段の服装や仕事に合わせて「ビジネス寄り」「カジュアル寄り」など
  • 朝のスタイリングにかけられる時間

「この写真のトップのボリュームと、サイドの収まりをベースにしたい」というように、どの部分を真似したいかを具体的に伝えることが理想の仕上がりへの近道です。

「ゆるめ」「強め」など理想の質感の言語化と髪質別アプローチ

ピンパーマの仕上がりはあいまいな表現だけでは共有しにくいため、「強さ」「束感」「ボリューム」の3軸に分けて伝えるとイメージが正確に伝わります。

  • 強さ:ゆるめ/普通/強め(どのくらい動かしたいか)
  • 束感:サラッと控えめ/適度/しっかり束感
  • ボリューム:抑えめ/自然/ふんわり多め

この3点を口頭と画像で伝えることで、仕上がりのギャップを減らせます。

「ゆるめ」「強め」は、普段のセット時間やシーンと一緒に伝えると、美容師が判断しやすくなります。

  • ゆるめ:仕事でも浮かない、ドライだけで動く程度、セット時間5分以内
  • 中間:休日はしっかり動かしたい、ワックス必須
  • 強め:ツイスト寄り、束感強め、ストレートには戻したくない

「会社で浮きたくないけれど、休日は動きが欲しい」など、生活スタイルも一緒に伝えることが重要です。

髪質によって、同じ「ゆるめ」「強め」でも仕上がりが変わるため、事前に方向性を決めておくと安心です。

髪質 ゆるめのおすすめ像 強めのおすすめ像
直毛 前髪・トップ中心に軽い動き 全体にスパイラル感を出した動き
軟毛・猫っ毛 つぶれない程度のふんわり感 ボリュームアップ重視の強めカール
剛毛 広がりを抑えつつ毛先だけ曲げる 収まりを良くするためのしっかりめなカール

カウンセリングでは、現在の悩みと合わせて「どの髪質向けの質感に近づきたいか」も共有すると、完成度が上がります。

失敗を減らすための事前カウンセリングのポイント

ピンパーマの仕上がりを安定させるためには、カウンセリング前に次の3点を整理しておくことが重要です。

  • なりたいイメージ(ビジネス寄りか、ストリート寄りか)
  • スタイリングにかけられる時間(朝何分まで使えるか)
  • 校則や社内規定などの制約

事前に情報を言語化しておくほど、失敗のリスクは大きく下がります。

カウンセリングでは、過去1年程度の髪の履歴を具体的に伝えることがポイントです。

  • カラー・ブリーチ・縮毛矯正の有無と時期
  • セルフカラーや市販パーマの使用歴
  • 普段使用しているスタイリング剤やシャンプー

ダメージの度合いがわかる情報を共有することで、薬剤選定やピンの強さが適切になり、チリつきやかかりすぎのトラブルを防ぎやすくなります。

ピンパーマでは、「デザイン」と「扱いやすさ」のどちらを優先するかで提案内容が変わります。例えば、

  • とにかくセットを楽にしたい
  • ボリュームは欲しいが、フォーマルな場面でも浮かないようにしたい
  • 校則・職場の範囲内で最大限動きを出したい

このような優先順位を明確にすると、美容師が強さ・ピンの本数・かける範囲を調整しやすくなり、仕上がりの満足度が高まりやすくなります。

まとめ

ピンパーマで押さえたいポイント総まとめ

ピンパーマは、ロッドではなくピンで細かく髪を固定することで、自然な動きとラフな質感を出せるメンズ向けパーマです。髪質や顔型、仕事や校則とのバランスに合わせてデザインしやすく、マッシュやツイストなど幅広いスタイルと相性が良いことが特徴です。

長持ちさせるためには、施術直後のシャンプーのタイミングや日常のドライ方法、スタイリング剤の選び方が重要になります。失敗を減らすためには、事前カウンセリングで「カールの強さ」「束感の有無」「スタイリングに使える時間」まで具体的に共有することが最重要ポイントです。ピンパーマを検討する際は、好みの仕上がり画像を複数準備し、美容師と一緒に似合うバランスを見極めることが、理想のヘアスタイルへの近道になります。

本記事では、**ピンパーマの基礎知識**から、ピンの種類・本数・位置によるカールの違い、髪質別の向き不向き、施術手順や料金相場までを幅広く解説しています。ビジネスでも浮かない**ナチュラルスタイル**から、マッシュやツイストとの組み合わせまで、メンズに人気のデザイン例も紹介。さらに、**失敗しないオーダー方法**や長持ちさせるケア、スタイリング剤の選び方まで網羅しているため、「ピンパーマをかけてみたい」「もっと上手く活かしたい」という男性にとって、**理想のヘアスタイル作りの指針**となる内容になっています。