ヘアスタイル

丸顔×メンズ髪型の正解はこれ!似合うヘアスタイル&セットの極意まとめ

2025年07月09日

「丸顔だと、どんな髪型も似合わない気がする…」「顔が大きく見えるのがコンプレックス…」
そんな悩みを抱えるメンズは、実は少なくありません。

しかし安心してください。丸顔だからこそ似合う髪型はたくさんあります。ポイントは、顔の丸みを活かしつつ、縦のラインや立体感を演出するヘアスタイル選びとスタイリングの工夫にあります。

この記事では、丸顔メンズに似合う髪型の選び方から、具体的なおすすめスタイル、セット方法、さらには服装や姿勢まで、トータルで垢抜けるための秘訣を徹底解説。

10代・20代のトレンド志向の方から、30代・40代の清潔感を大切にしたい大人世代まで、すぐに実践できる内容を網羅しています。

「自分の輪郭に合う髪型を見つけて、自信を持ちたい」
そんなあなたのための完全ガイドです。ぜひ最後までご覧ください。

丸顔メンズの特徴:髪型選びで押さえるべきポイント

丸顔の男性は、顔の縦横の比率が近く、輪郭に丸みを帯びているのが特徴です。顎先がシャープではなく、頬やフェイスラインがふっくらと見えやすいため、髪型次第で印象が大きく変わります。

顔全体がやや柔らかく、親しみやすい印象を持たれる一方で、「幼く見える」「顔が大きく見える」「のっぺりした印象になる」といった悩みを抱える人も少なくありません。したがって、髪型を選ぶ際は“輪郭補正”という視点を持つことが重要です。

ここではまず、丸顔ならではの印象と悩み、そして似合う髪型の共通ルールについて解説します。

丸顔による印象と悩みが生まれる理由

丸顔は、顔の縦と横のバランスがほぼ等しいため、立体感に欠けやすく、顔の余白が目立ちやすいという特徴があります。この構造により、顔全体が横に広がって見えたり、平坦な印象を与えたりすることがあります。

その結果、以下のような印象を持たれやすくなります。

  • 子どもっぽく見られる
  • フェイスラインがはっきりしない
  • クール・シャープな雰囲気が出しづらい

また、写真を撮ったときに「顔が丸く映る」「太って見える」という声も多く、自信を持ちにくくなる原因にもなります。

こうした悩みを解消するためには、髪型の力で縦のラインを作る、横幅をカバーする、フェイスラインに陰影を加えるといった工夫が必要です。

似合う髪型の基本は“縦長シルエット”を意識すること

丸顔を引き締めて見せるための第一原則は、「縦長のシルエット」を意識することです。

つまり、トップにボリュームを持たせ、サイドをコンパクトに抑えることで、自然と顔の縦のラインが強調され、バランスが良く見えます。これは男女問わず、小顔効果を狙いたい人に共通する鉄則でもあります。

特に丸顔メンズの場合は、以下のポイントを押さえた髪型を選ぶと失敗が少なくなります。

  • トップを立ち上げる or 動きをつける
  • サイドは刈り上げやタイトなシルエットに
  • 前髪で縦ラインを意識する or 額を見せるスタイルに

たとえば、アップバングやセンターパート、マッシュウルフなどは、縦の印象を強調しやすく、丸顔補正に優れたスタイルです。

逆に、サイドにボリュームが出る髪型や、重たい前髪で顔の丸みを強調してしまうスタイルは、避けたほうが無難です。

丸顔メンズにおすすめの髪型:王道から最新トレンドまで

丸顔の輪郭をカバーしつつ、自分らしいスタイルを表現できる髪型にはいくつかの“鉄板パターン”があります。ここでは、丸顔と相性がよく、小顔効果やトレンド感も演出できるメンズヘアスタイルを厳選してご紹介します。

それぞれの特徴と似合わせポイントを押さえ、自分にフィットする髪型を見つけましょう。

マッシュヘア:前髪とトップにボリュームを持たせ小顔効果

マッシュヘアは、ナチュラルで柔らかい印象を与えると同時に、トップと前髪に高さや動きを出すことで縦のラインを強調できる髪型です。

丸顔の方に特におすすめなのは「レイヤーマッシュ」や「マッシュウルフ」など、サイドがタイトで、トップにボリュームを持たせた設計。前髪に束感を作ることで、顔の丸みをうまくカバーできます。

また、黒髪でも重たくならずに垢抜けた印象を出せるため、ビジネスシーンでも浮かない万能スタイルです。

相性のいい共通ポイント

  • 前髪は流す or シースルーに
  • スタイリング剤で束感と動きをつける
  • トップはふんわり仕上げる

ツーブロック:メリハリをつけて横幅をカバー

丸顔の横広がり感を抑えるなら、サイドを刈り上げてコンパクトに仕上げるツーブロックが効果的です。

トップや前髪のスタイルは自由度が高く、マッシュやセンターパートとの相性も抜群。サイドのボリュームを削ぐことで、自然と縦のラインが目立ち、シャープな印象が作れます。

スタイリングも比較的簡単で、朝のセットに時間をかけたくない人にもおすすめの時短ヘアです。

特徴メリット注意点
サイドを刈り上げてメリハリをつける顔の横幅をカバーしやすい刈り上げの幅によって印象が大きく変わるため美容師と相談を

センターパート:前髪を分けて縦ラインを強調

丸顔に立体感を与えたいなら、前髪を中央から分けて額を見せる「センターパート」がおすすめです。センター分けは、縦のラインを意識させる効果が高く、自然と顔の丸さを引き締める効果が期待できます。

特に大人っぽく見せたい方、韓国風・ナチュラル系の髪型が好きな人に人気。毛先に軽くカールをつけたり、レイヤーカットを加えることで、柔らかく動きのある印象になります。

おすすめのポイント

  • 中顔面の余白をカバーできる
  • カールやパーマを合わせるとより立体的に
  • 面長にも見せやすい効果あり

ウルフカット:毛束感で丸さを抑えシャープな印象に

丸顔の柔らかさを打ち消して、男らしい輪郭に見せたい方にはウルフカットがぴったり。トップから襟足にかけて段差をつけた構成により、顔まわりに縦の流れを作ることができます。

特に「マッシュウルフ」は、丸顔に合いやすい設計で、毛先の動きや束感がシャープな印象をプラスしてくれます。軽さを出すことで、丸顔特有の“重さ”を解消する効果も。

セット次第でナチュラルからモードまで表情を変えられるのも魅力のひとつです。

アップバングショート:おでこを見せて男らしく

「顔の丸みをシャープに見せたい」「清潔感を出したい」そんな方におすすめなのがアップバングショートです。

前髪を立ち上げることで、額が見えるぶん縦のラインが強調され、顔がすっきりと見えるのが最大のポイント。さらに、サイドをタイトに仕上げれば、丸顔の弱点を自然にカバーしながら、男らしさや爽やかさを演出できます。

スポーツマン系、スーツスタイルにも合わせやすく、幅広い年齢層にフィットする万能スタイルです。

スタイリング&ヘアケア:丸顔メンズが垢抜けるためのポイント

どんなに自分に似合う髪型を選んでも、スタイリングがうまくいかなければ魅力は半減してしまいます。特に丸顔メンズは、シルエットの調整や毛流れの演出が垢抜けのカギになります。

ここでは、人気の髪型別にセット方法やスタイリングのコツを紹介します。朝のセットがうまくいかない、持続力がないという悩みを持つ方も、ぜひ参考にしてください。

マッシュセットのコツ:軽やかな動きを出すドライ方法

マッシュスタイルは、重たく見えない自然な束感と、トップのふんわり感が命です。そのためには、ドライヤーの使い方とスタイリング剤の選定がとても重要です。

セットの手順:

  1. タオルドライ後、トップの根元を立ち上げるように乾かす(前方向から風を当てるのがポイント)
  2. サイドは軽く抑えるように乾かしてボリュームを出しすぎないように調整
  3. ワックスやバームは指先で少量ずつ、毛先中心に揉み込むようにつける
  4. 最後に指で毛束を軽くつまんで動きを出すと、束感と立体感のある仕上がりに

特にレイヤーが入ったマッシュは、軽さと小顔効果を両立できるので、自然な動きを意識しましょう。

ツーブロックのスタイリング:サイドの圧迫感をなくす秘訣

ツーブロックスタイルでは、サイドがスッキリしている分、トップや前髪でバランスを取ることが大切です。サイドを抑えすぎると“刈り上げだけ浮いて見える”という現象が起きがちです。

ポイントは以下の通り:

  • トップはやや高めの位置にボリュームを持たせることで、縦のラインを演出
  • サイドには極力スタイリング剤をつけず、手ぐしで自然に流すだけに留める
  • ワックスはドライタイプか、軽いファイバー系を使用し、毛流れを整える程度に
  • 全体的にナチュラルに動かすことで、カジュアルすぎず大人っぽさも演出

また、ツーブロックの刈り上げ幅や高さは美容師と相談して決めると、よりスタイリングしやすくなります。

センターパートのヘアセット:前髪を流しやすくするテクニック

センターパートは、自然な毛流れと分け目のラインをきれいに出すことがセットの肝です。特に丸顔さんの場合は、分け目を中心よりややずらす“ややセンター寄り”のスタイルも◎。顔の丸さを緩和しながら抜け感も出せます。

分け目をつけるテクニック:

  1. 髪が半乾きの状態でコームまたは指で分け目をつける
  2. ドライヤーを使って、根元を押さえながら分け目に沿って左右に流す
  3. 前髪に緩くカールアイロン(26mm前後)で動きをつけると、立体感がアップ
  4. スタイリング剤はバームや軽めのワックスを使用してツヤとまとまりを出す

センターパートは、顔周りの“余白”を埋めるのにも優れており、前髪の長さや毛先の動きで印象を自在に変えることができます。

髪型以外でも小顔に近づく!丸顔を活かすファッション&ライフスタイル

丸顔を引き締めて見せるために重要なのは、髪型だけに頼らずトータルバランスで工夫することです。実は、服装や姿勢、ライフスタイルのちょっとした意識で、フェイスラインが引き締まって見える視覚効果が生まれます。

とくに日常的に写真を撮る機会が多い方や、第一印象に気を配る場面が多い方は、髪型とファッションを連動させて垢抜けを目指しましょう。

フェイスラインを引き締める服装選びと姿勢のポイント

服装の選び方ひとつで、顔まわりの印象は大きく変化します。丸顔の方は、顔の横幅を強調するような服装やシルエットを避け、縦のラインやシャープな印象を与えるコーディネートを意識するのがポイントです。

小顔に見せるファッションの工夫

アイテム選び方のポイント
トップスのネックラインVネックや開襟シャツで縦のラインを強調
アウターのシルエット縦長・ロング丈を選ぶことで顔の丸みが軽減
柄・プリント細ストライプやセンターラインが入ったものが◎
アクセサリー顔まわりにアクセントを置きすぎない(過度なピアス・大きめのマフラーはNG)

また、ヘアカラーや髪の長さに合わせて服の色味をコーディネートすることで、顔色や輪郭が自然に引き締まって見える効果もあります。

姿勢を整えてシャープな印象に

どんなに髪型や服装を整えても、姿勢が悪いと顔まわりがたるんで見えたり、首まわりが短く見える原因になります。とくにスマホやPCの時間が多い現代男性は、猫背やストレートネックによってフェイスラインがぼやける原因になりがちです。

意識するべきポイントは以下の3つ:

  • 顎を軽く引いて背筋を伸ばす(首が伸びて小顔効果◎)
  • 口角を自然に上げる(表情筋が鍛えられて顔全体が引き締まる)
  • 座るときも骨盤を立てて深く腰掛ける

姿勢を正すだけで、鏡に映る自分が一段と垢抜けて見えるのを実感できるはずです。

Q&A:丸顔メンズの髪型にまつわるよくある疑問

丸顔に絶対NGな髪型はありますか?

丸顔を強調してしまう可能性が高いのは、サイドにボリュームが出すぎる髪型重すぎる前髪です。たとえば、ワイドなボブや全体に丸みを帯びたスタイルは顔の輪郭をさらに広く見せてしまう恐れがあります。

避けた方がいいポイントは以下の通りです。

  • 顔周りを完全に隠す重め前髪
  • サイドが広がりすぎるパーマスタイル
  • トップに高さが出ないシルエット

顔の丸みを抑えるためには、縦のラインを強調するスタイルを意識するのが鉄則です。

丸顔でも短髪は似合いますか?

似合います。ただし、縦長のシルエットを意識したスタイリングが必要です。たとえば「アップバングショート」や「ベリーショート+ツーブロック」など、おでこやフェイスラインを見せるスタイルは、顔が引き締まり、男らしい印象に仕上がります。

短髪=似合わないと決めつけず、フォルムの取り方とバランス感が重要です。

丸顔の人にパーマは合いますか?

はい、合います。むしろパーマは丸顔に立体感を与えるうえで非常に効果的な手段です。特に「スパイラルパーマ」や「ゆるめのニュアンスパーマ」は、毛流れと動きを出すことで顔の余白をぼかしてくれます。

ただし注意点として、全体的に広がりすぎないようサイドをタイトに仕上げるのがポイントです。

30代・40代の丸顔男性でもトレンドヘアは取り入れられますか?

もちろんです。年齢を重ねても、顔立ちに合わせた上品なトレンド感を取り入れることは可能です。たとえば「マッシュ×センターパート」「ナチュラルなウルフカット」など、清潔感と大人っぽさを兼ね備えたスタイルは、30代〜40代にもおすすめ。

カラーやセットで派手にしすぎず、落ち着いた印象を保ちながら流行を取り入れる工夫が大切です。

セルフセットが苦手でもおしゃれに見せる方法はありますか?

あります。以下のような工夫で、セット初心者でもスタイリッシュに見せることが可能です。

  • ドライヤーでトップを立ち上げるクセをつけるだけでも効果的
  • ナチュラルに仕上がるバームやヘアオイルを使う
  • 前髪の流れだけ意識すれば、全体が整って見える

また、月に1度の美容院で形を整えておくことで、普段のセットがグッと楽になります。

まとめ:丸顔を活かして自分史上最高のメンズ髪型を手に入れよう

丸顔という特徴は、決してマイナスではありません。柔らかく親しみやすい印象を与える一方で、髪型やスタイリング次第で“シャープで大人っぽい表情”にも自在に変えられる魅力的な顔型です。

今回ご紹介したように、丸顔メンズが髪型で意識すべきキーワードは「縦長シルエット」「サイドのボリューム調整」「毛流れの立体感」の3つ。

  • マッシュやセンターパートで自然に縦ラインを強調する
  • ツーブロックやウルフカットで輪郭を引き締める
  • アップバングで清潔感と男らしさを演出する

さらに、ファッションや姿勢、スタイリングのちょっとした工夫で、見た目の印象は格段に垢抜けることができます。

あなたの丸顔は、活かし方次第で“自信のある武器”に変わります。似合う髪型を味方にして、これまでで一番自分らしいヘアスタイルを手に入れてください。

明日の鏡の前が、少し楽しみになりますように。